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開創650年 山と緑に囲まれた法華の道場 祈り・祈祷の「お題目の里」

TEL. 0547-37-5020

〒427-0052 静岡県島田市松葉町9945番地

境内のお堂/仏像TEMPLE/A BUDDHIST IMAGE

境内のお堂/仏像 の紹介

本堂

◆江戸時代末期の慶応元年(1856)、当山の51世智法院日芳上人が間口6間・奥行5間半の本堂を建立しました。建立当初は茅葺きの屋根でしたが、明治43年(1910)に改修工事を行い瓦葺きの屋根となりました。昭和13年(1938)と平成4年(1992)にも屋根瓦の葺替え工事を行なっています。
建立以来150年を経て、荘厳な雰囲気の中に歴史を感じられます。



◆本堂内堂
正面には十界勧請のご本尊が 、左手には鬼子母尊神をはじめ法華経守護の各諸天善神が祀られています。









◆日蓮大聖人御一代記絵馬
本堂内に日蓮大聖人の御一代の絵馬が、大小合計51枚飾らています。

 小松原御法難の大絵馬
 明治13年奉納(写真左)
 縦93cm×横155cm 
 
◆木鼻本堂入口左右の頭上に一対計四体の木鼻があります。獅子と白象の姿をしており、非常に精巧な彫刻がなされています。

鬼子母神・諸天善神 御尊前

◆本堂の左手に鬼子母神をはじめ法華経の守護神が祀られています。願掛けやご祈祷が行われ、多くの人の信仰を集めて親しまれています。

・鬼子母神(鬼形)…『妙法蓮華経陀羅尼品』に出てくる法華経の守護神で日蓮宗の祈祷の本尊。
・十羅刹女…鬼子母神の子供と云われる 十人の鬼神。様々な災難を退けるという。
・鬼子母神(子安)…天女の姿をしており、子授け・安産・子育ての神様。

・七面大明神…法華経の守護神で七難を退ける。
・日朝上人…身延山久遠寺の11世。身延山の隆盛に尽力された。晩年視力をなくしたが、祈りによって回復したことで、眼病の神様として有名。
・妙正大明神…疱瘡(天然痘)平癒する神様で、広くは様々な病気を治す神様。
・毘沙門天王…仏教を守護する四天王の一人。信仰する者の災難を払い、福を招くという。
・清正公大尊儀…戦国時代の武将で法華経の信者。勝負事・病除け・水難除けなどのご利益がある。



・稲荷大明神
五穀豊穣などを願う有名な神様。農業をはじめ産業・商業のほか家門の繁栄を守護する。

・三面大黒天…”福の神さま”として有名な大黒天の中でも、御利益多大な3つの顔を持つ大黒様。信仰する人には、福をもたらし、魔や災難を除き、無限の功徳を授けて下さいます。



位牌堂

◆当山の59世遠明院日新上人が、大正4年(1915)に造立。檀信徒各家の位牌を安置しています。

◆正面中央に身丈3尺(約95cm)の釈 迦如来像・開山の智圓房日祐上人像が祀られています。


山門

◆昭和30年(1955)、65世祥厚院日寛上人の時に建立されました。

浄行菩薩

◆『妙法蓮華経』の中に登場する四菩薩の 中の一人。
お墓へ続く参道と本堂の間にあり、多くの参拝者があります。怪我や具合の悪い箇所をタワシでこすると御利益があるといわれています。







≪浄行菩薩のお参り作法≫
1、菩薩の前で手を合わせます
2、柄杓で水をかけます
3、怪我しているところや具合の悪い箇所をタワシでこすります
4、手を合わせ、良くなるように祈りお題目を唱えます
5、調子が良くなったら、お礼にタワシをお供えします


七面堂

◆当山の裏の山手に建つお堂。23世日慶上人が宝永3年(1706)に七面天女像を開眼したのが始まりです。現在のお 堂は嘉永元年(1848)に再建立されました。間口2間・奥行3間の広さで、堂内には(写真左下)中央・七面大明神、右・妙見大菩薩、左・天満大明神が祀られ、境内の鎮守さらには檀信徒の安全を護り、広く信仰をあつめています。
◆七面天女のこと…日蓮聖人が身延山のお 堂で『法華経』を読んでいると、時々女性がどこからかやってきてお経に耳を傾けていた。ある日、日蓮聖人がその女性にたずねると、「私は身延の一峰の七面山の池に棲む者です。聖人が『法華経』を読まれるのを拝聴し、その功徳によって諸々の苦難から逃れたいのです。」と答えたのであった。そこで日蓮聖人は大曼荼羅を女性に授与し、さらに花瓶の水で女性の姿を映すと、たちまちに一丈あまりの龍に変じた。「これより先、永く七面山に棲み身延山の様々な難を祓い、七堂を護るように」と日蓮聖人が言うと、龍は七面山の池に帰り水深く隠れ、以後身延山を鎮護している。



 妙法両大善神

◆七面堂の向かいに祀られている法華経の守護神。明治年間に地元門前の村の安全と繁栄を願い祀られました。信仰する人々の難を払うと云われています。



戦没者慰霊塔

◆近代の日清・日露戦争以来、太平洋戦 争に至るまでの殉難殉死者の慰霊塔です。檀信徒遺族の発願により、昭和33年(1958)に建立されました。
境内で一番の高所にあり、戦争の悲惨さと繰り返してはいけない歴史の教訓を現在に伝えています。


日蓮大聖人報恩塔

◆日蓮大聖人の大恩に報ずるために建立された塔です。
 手前より、日蓮大聖人の650遠忌(昭和5年)・600遠忌(明治13年)・550遠忌(文政5年)・500遠忌(安永9年)にそれぞれ建立されました。



法信寺古墳群跡供養石碑

◆古墳時代後期、横穴式石室という形状で造られた円墳が当地に7つあったと記録されています。
古墳にまつわる全ての精霊を供養するために建てられました。




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