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開創650年 山と緑に囲まれた法華の道場 祈り・祈祷の「お題目の里」

TEL. 0547-37-5020

〒427-0052 静岡県島田市松葉町9945番地

おしょうの小言SERMON

おしょうの小言

・季節を楽しむ・・・平成30年1月24日
 
 数年に一度という大寒波の影響で非常に寒く、風の強い日となりました。この天気が一週間ほど続くという予報です。朝、境内の天水桶もうっすらと氷が張っていました。一年で一番寒いと云われる大寒が1月20日ですので、ちょうどこの時期に寒くなるのは暦通りといえます。やはり先人の知恵はすごいものだなあと改めて思います。
 昨日インターネットで、サハラ砂漠で雪が積もったというニュースを見ました。大変珍しい現象のようですが、ここ数年でも雪が積もったことが何回かあるそうです。地球が小氷河期になっていくという説も唱える学者さんもいるそうです。その一方で地球の温暖化ということも言われていますが。そういえば、今年の冬は、といっても去年になるのですが、例年よりも寒くなるのが早かったような・・・。暑くなるにしろ寒くなるにしろ、急に季節が変わるのではなく、それぞれの季節の移り変わりを楽しみたいなあと思います。
 まもなく、二十四節季の立春を迎えます。今年は日曜日にあたり、当山での「開運大祈祷会・御守護神祭」「節分 大黒さまの福まき」を行います。皆さま、ぜひお参りください。



・空梅雨は草刈りがはかどる!?・・・平成29年6月23日


 梅雨入りをしたというのに、今年は雨がまったく降りません。境内の芝生もかなり弱り気味でなかなか緑が生えるてきません。それなのに、雑草だけはよく伸びる・・・。例年は梅雨前と梅雨明けと秋ごろににそれぞれ1週間位かけて、境内や墓地の周辺を草刈りをします。所用が忙しくて、今年は梅雨入り前に1回目の草刈りが終らなかったので、雨が降らないのは草刈り作業ができるので助かりますが・・・。ついでにと、普段はあまりやらないところまで草を刈っているから余計に時間がかかるのかなぁ?
 先日、草刈り機の本体とハンドルが接続する部分のボルトが折れてしまいました。去年はエンジンレバーの金具が外れてしまったし。もう十数年と使ってますのでガタがくるのはしょうがないですね。早速部品を取り寄せました。エンジンの調子は良いので、草刈り機にはまだまだ活躍してもらいます!!



・FMラジオの収録してきました。・・・平成29年1月17日

 新年明けましておめでとうございます。日蓮宗静岡県中部宗務所の提供で「ひろめよう合掌の心」というラジオ番組を放送しております。月に一度、第四日曜日に御殿場・沼津・清水・静岡・島田のコミュニティーFMで放送されます。その番組に出演してきました。静岡市のコミュニティーFM・シティFM静岡「FM−Hi」で、パーソナリティーのTJさんと対話形式で収録したのですが、なにせ初めてのことなので、緊張しまくり、噛みまくりで、喉がカラカラでした(笑)。それでも、すんなりとOKを頂きまして恐れ入ります。。上手く編集してくれるのかぁ。
 放送日は1月22日、放送局によって時間は違いますが、島田・藤枝地域は、FM島田「G−sky」で午前10時放送です。自分が出たラジオを聞くのって、なんとなく恥ずかしいですね。。



・『ポケモンGO』で・・・。平成28年7月31日

 
 スマートフォンのゲームで大人気となっています『ポケモンGO』で、日本全国の神社やお寺が「ポケストップ」や「ポケジム」となっているそうです。うちのお寺もご多分に漏れず、「ポケジム」なるものになっていました。
 大勢の人が集まるなどの報道があって、特にお年忌などの法要中に人が集まり騒がしくなると困るなぁと思いましたが、幸い、山門の前まで来れば「ポケジム」になるようでして、ひとまずは安心しております。
 それでも、山門前にはチラホラ人が見えスマートフォンを眺めていますし、週末になると親子連れも来ています。お寺としては迷惑になることは特にないのですが、お寺の前の道路はスピードを出して走る車が多いので、くれぐれも交通マナーには気を付けてお楽しみ下さい。



・地域の風習について改めて思う。 平成28年6月29日
 
 先日、インターネットの某通販サイトである本を探していたところ、一緒に購入されている本みたいな紹介欄に、民俗学者・柳田国男氏の「葬送習俗事典〜葬儀の民俗学手帳」という本があり、目的の本と一緒に買いました。その「葬送習俗事典」という本には、喪のはじめから枕飾り、装具の種類や葬儀の進行、忌明けや納骨に至るまで葬儀に関する一連の慣習が、日本全国の地域による風習のようなものや呼び名などがまとめられてありました。例えば、枕飾りでも、ある地域ではこのように飾り、装具はこういう物を使うなどです。地方地方によっていろいろな風習があって、その風習にもひとつひとつ意味があってのことなんだなあと改めて思いました。
 日本全国で行われている葬儀でも、同じように思えても地方・地域によって風習の呼び名も違えばやり方も違うも違うのです。日本全国なんでもかんでも画一的にやるのは少し無理があるように思うし、意味もわからずにやる必要も無いんじゃないのかな。




・さて、どうしよう… 平成28年1月23日

 2月の開運大祈祷会・御守護神祭に向けて準備を進めている最中ですが、本堂の畳がブカブカしている箇所を発見。早速畳をめくってみますと、床板が縦に割れているではありませんか!このままではもちろん困るので、取り敢えずベニヤみたいな板で補修をして、本格的な修理はまた落ち着いたらと思っています。
 でも、よくよく考えてみると、七面堂の屋根も前回の補修とは違う所が雨漏りしてるみたいだから直さなきゃいけないし…。その他にも、天水桶(本堂の屋根の雨水を溜めておく場所)の排水もなんとかもしたいなぁと思っていたり、本堂前のすのこも新しくしたいなぁと考えていたり。あれもやりたいし、これもやりたいし、といろんなことを考えてますけど、なかなか進まないものです。どうせ一気には出来ないから、ぼちぼちやっていきましょう。
「人の一生は重荷を背負うて、遠き道を行くが如し」って誰か言ってなかったっけ?




・原因は思わぬところに… 平成27年9月30日


 先日に行いました七面山大祭の準備のため、前日にお堂の掃除を行った時のことです。以前から、何度かお堂の床が濡れていることがあって、雨が降り込む対策をいろいろ考えていたのですが、ついにその原因が判明しました。
 床は濡れているし、よく見ると梁が湿っぽいし、外壁には雨水が垂れた跡が…。「これは…?」と思い、屋根裏を見てみると、やっぱり雨漏りでした。。。
 後日、脚立で屋根に上り、ずれている瓦を直し、コーキングを施して補修をしました。割れている瓦は無かったのですが…。雨が降った翌日に確認したところ、雨漏りの形跡は無し。とりあえずは一安心。。でも、お堂も随分と古いし、傷んでるしなぁ・・・。




・豆まきは何処へ行った? 平成27年2月5日

 
 年が明けてから早1ヶ月が経ちました。まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では昨日は『立春』。二十四節季で、この『立春』を含む『立夏』『立秋』『立冬』の前日を、季節を分けることで『節分』と云います。特に、『立春』を一年の始まりとし、前日の『節分』には様々な風習に基づく行事が行われています。
 節分と言えばやっぱり「豆まき」!! 家の中に邪気(鬼)が入り込まないように、豆をまいて鬼を退治し、さらに福を呼び込み、一年の健康を祈り、豆を食べる。昔はどこのご家庭でもやっていたのではないでしょうか?
 しかし、ここ数年急激に「恵方巻き」なるものが有名になってきました。「恵方巻き」自体は関西地方で昔から行われているものなので、一つの風習として否定はしませんが、今までの風習にとって代わるように無理にやらなくてもなぁとは思います。
 「でもやっぱり、豆まくと散らかるし、片付けるの大変だし・・・、だったら美味しい恵方巻き食べた方がいいじゃん!」って声が聞こえて来そうです。十分理解できます。。 お店も、豆を売るより恵方巻き売った方が売り上げが伸びるでしょうしね。
 結局は、豆をまいて、豆を食べて、恵方巻きも食べる。家族や仲間内で、楽しく季節を感じることが出来ればいいのかなぁ。。




・お願いします と ありがとうございます。〜平成27年1月16日
 
 
新しい年となりますと、お寺や神社にお参りして、気持ちを新たに「今年も良い年になりますように」「家族全員が元気で過ごせますように」などと、手を合わせて、仏様や神様にお祈りします。
 当山でも、新年の御挨拶やお参りに見えられるお檀家さんもいらっしゃいます。さらには2月の第一日曜日(今年は2月1日)には「開運大祈祷会・御守護神祭」を行いまして、参拝者皆様の今年一年のご家庭の安泰や無病息災などをお祈りします。
 でも、お願いばかりでよいのでしょうか。私たちは、人に頼みごとをする時には、まずお願いをしますね。そして頼み事が終わったら、必ず御礼をしますよね。頼みっぱなしでは失礼になりますし、次からは頼み事を聞き入れてもらえないかもしれません。
 仏様や神様にお願いするのも同じです。『お礼参り』という習慣もあるように、願い事が成就したら、仏様や神様に御礼をしましょう。「お願いします」とお祈りしたら、「ありがとうございます」と感謝の気持ちも忘れないようにしたいものです。




・お盆に関する風習って 〜平成26年7月11日
 
 
お盆と一口にいっても、地域によってその風習は様々あります。よく聞かれるのが、「○○の方じゃあこうしてたけど、そうした方がいいのかね?」といったことです。その地域によって風習や伝統は違いますから、どっちが正しくて、どっちが間違っているということはありません。情報や交通手段がそれほど発達していなかったその昔は、村(集落)ごとに独自の風習があったのではないのでしょうか。同じ県内であっても、同じ市内であっても違う風習があって当然ではないかなと思います。
 「お盆」という大きな幹が同じであれば、「お盆に関する風習や慣習」といった枝葉はその土地土地によって違ってもいいんだと思います。七月盆の地域もあれば八月盆の地域もあるし、旧暦でお盆を迎える地域だってあるんだし…。
 あまり風習や慣習という形ばかりにとらわれるんじゃなくて、お盆にご先祖をお迎えして供養するという気持ちがなによりも大切で、その気持ちが形になって表れるのが大事なんでしょうね。





・花まつり〜4月8日はお釈迦様の誕生日 〜平成26年4月3日
 
 お寺である以上この話はしなければならないでしょう。
 4月8日は、仏教の開祖お釈迦様の誕生日です。お釈迦様は母親の摩耶夫人の右脇腹から生まれたとか、生まれてすぐ七歩歩き天と地を指差して「天上天下唯我独尊 三界皆苦吾當安之…」とおっしゃったとか、いろいろな伝説が伝えられています。
 しかし、悲しい哉。4月8日がお釈迦様の誕生日であることをご存じの方はあまり多くないように感じが…。キリスト教のイエス・キリストの誕生日は有名なのに…。
 年度が変わり何かと忙しい時期かと思いますが、近くのお寺にお参りして、お釈迦様に手を合わせてみて下さい。きっと、良い新年度が過ごせると思いますよ。

下の写真は、お釈迦様の誕生仏です。

 










・間もなくお彼岸です 〜平成26年3月7日
 
 ついこないだ新年を迎えたかと思ったら、気づけばもう3月です。暦の上では春とは言っても、まだまだ寒い日が続いています。得に今年は、例年以上に寒さの厳しい冬となったのではないでしょうか。この寒さも、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りに、お彼岸までには和らいでくれるのでしょうか。
 さて、そのお彼岸ですが、春分の日・秋分の日(彼岸のお中日)をはさんで前後三日ずつの七日間あります。お彼岸にはご先祖の供養のため、仏壇にお供え物をして、お坊さんにお経を読んでもらったり、お墓参りをしたりします。さらには皆さま自身も、六波羅蜜という仏道の修行をする仏教週間にしてみてください。
 

 六波羅蜜〜@布施…慈悲の心をもって恵まれない人に財物を施したり、困っている人
          の手助けをしましょう
      A持戒…社会の決まりごと(ルールやマナー)を守り、日々正しく生活し
          ましょう。
      B忍辱…苦しいことも嫌なことも全て受け入れ、周りの人には迷惑をかけ
          ないようにしましょう。
      C精進…何事にも全力で取り組みましょう。ただし間違った方向への努力
          は努力とは言いませんので気を付けましょう。
      D禅定…常に心を落ち着け、予想外の出来事に動じない心を持ちましょ
          う。また自らを深く省みましょう。
      E智慧…物事の良し悪しを見極める、良いことと悪いことはしっかりと区
          別しましょう。
 

 修行と言われますと、つらくて大事な感じを受けるかと思いますが、日々の生活の中でも十分実践できることですので、頭の片隅にでもとどめて頂ければと思います。




・光陰矢のごとし 〜平成25年12月19日
 

 今年も残すところあと10日余りとなりました。「去年は何をしていたのかなぁ」と考えてみると、ありきたりですが、本当に月日が経つのは早いものです。暮れのお経廻りでも、お檀家さんと「一年もあっというまでしたね」と毎年のように話をしていますが、今年一年は皆さんにとってどんな年でしたか?
 「今年はこんなことがあったなぁ」と思いながら、「来年こそは!」と、新しい年が良い年になるよう誓いを立ててみても、やりたいことがいっぱいあって、その中の一つでも二つでも多く出来ればいいなと思っています。
 皆さん、良いお年をお迎え下さい。




・ホームページ開設しました。 〜平成25年9月1日
 
 うちのお寺もホームページを作りたいなぁと長年思っていました。思っているだけで特に何もせず…。
いよいよと思いホームページビルダーを買ったのはいいけど、なかなか忙しくて半年以上の間手をつけず…。
これはイカンとようやく重い腰を上げ、説明書を片手にボチボチ作り始めて約一年。いつまで経っても進まないながらも、ようやく完成(?)しました。
「後でやろう」「暇なときにやればいいや」は、やっぱりやらないための言い訳なんだとつくづく感じたホームページ作りでした。
 これからもボチボチと更新していきたいと思います。

バナ

日蓮宗 智運山 法信寺

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